速さの比較 100mを1秒で移動すると時速360km
はじめに 私はサイクリングをしながら、次の事を考えました。100mを1秒で移動したら時速何キロだろうか?その時、パッと計算できませんでした。 時速何キロを求めたいので、単位を揃えると距離は0.1[km]、時間は1÷(60×60)=1/3600[時]です。速さは距離÷時間ですので、 0.1÷1/3600 =0.1×3600 =360[km/h] 答え、時速360kmです。 現在、東北新幹線の営業最高速度が時速320キロで、足りませんが近い速度です。 100m走は多くの人が体験していて、中学生が運動靴で13秒台を出せれば結構速い記録です。日本のトップ選手でもギリギリ10秒切れるかどうかの世界です。10秒ちょうどなら、時速36キロです。 私は物理を習ってこなかったので、詳しくないのですが、速度が1/2になると、運動エネルギーは1/4になるそうです。この理論通りなら同じ距離を移動するのにゆっくり移動したほうが必要なエネルギーの総量は随分減ることになります。しかし、世の中的には運動エネルギーを犠牲にして速度を上げることが多いです。それだけ、時間は価値があるようです。 ちなみに、重さが1/2になると、運動エネルギーは1/2になります。 空気抵抗について、速度が1/2なると1/4になるそうです。乗り物の省エネ対策の中で、コストパフォーマンスが高いのが空気抵抗を減らすことと言われています。 速さが求められる時代ですが、ゆっくり動くことに利点があるなと思いました。 速さ比較 徒歩 1分間に80m歩く場合、4.8km/hです。 100mを75秒で歩く速度です。 1kmを12分30秒で歩く速度です。 歩道を走行できる電動の乗り物 法定最高速度は6km/hです。 100mを60秒で走る速度です。 1kmを10分で走る速度です。 特定小型原動機自転車 法定最高速度は20km/hです。 100mを18秒で走る速度です。 1kmを3分で走る速度です。 男子マラソンの最高記録 42.195kmを2時間0分35秒で走ったので、約21km/hです。 100mを約17.15秒で走る速度です。 1kmを約2分51秒で走る速度です。 36km/hの乗り物 自家用車が狭い道で出すことが多い速度が36km/hです。 100mを10秒で走る速度です。 1kmを1分4